鍋の焦げを重曹でとる方法は?落ちないときや外側の焦げをとる方法もご紹介♪

キッチン

今回鍋の焦げ付きを重曹でとる方法と、それでも落ちないときや外側の焦げをとる方法をご紹介します♪

お気に入りのお鍋が焦げ付いちゃった!捨てるしかない?

早まるな!重曹を試してみるんだ!

こんなこと知りたくありませんか?

お悩み
  • 鍋の焦げを重曹でとる方法
  • 鍋の焦げが落ちない時
  • 鍋の外側の焦げを落とす方法

使いやすいお気に入りの鍋が焦げ付いたら悲しいですよね…それに焦げがついたままだと今後の調理にも悪影響が…!

この記事を読めばわかること
  • 重曹3に対して水1を混ぜて重曹ペーストを作り、焦げた部分に塗って2~3分置いたら水で濡らしたスポンジでこする
  • 鍋の素材によって最適な方法があるので注意が必要、その中でも天日干しは鉄以外の鍋に使える焦げ落とし方法
  • 外側の焦げ落としも、素材に注意して重曹ペーストやその他の方法で行うことができる

重曹で鍋の焦げをとる方法…気になりますよね!

調べてみました♪

調理器具の清掃に使う重曹は安心安全なものがいいですよね♪

国産の重曹が大手ショッピングサイトで購入できちゃいます!

いつも使っているショッピングサイトなら面倒な登録作業もしなくていいので気軽にショッピングを楽しめますね♪

鍋の焦げを重曹でとるにはどうしたらいい?

重曹3に対して水1を混ぜて重曹ペーストを作り、焦げた部分塗って置いたら水で濡らしたスポンジでこすってみましょう!

油断すると起こる鍋の焦げ付き…食器用洗剤で洗っても、水に漬けておいても…全然取れない!

そんなときありますよね。

調理器具だからあまり強力な洗剤は使いたくない…。

そんな気持ちわかります!

鍋の焦げ付きは重曹でとるのがベスト!

重曹は食用にも使われておりますので調理器具の清掃にも安心して使えますよね♪

ではどのように使用するのが一番いいのでしょうか?

それでは、軽い焦げ付きを重曹で落とす方法を見ていきましょう!

まずは重曹ペーストなるものを作っていきます!

重曹ペーストの作り方

材料:重曹大さじ3、水大さじ1(目安)
作り方:重曹大さじ3に対して水を少しずつ加えながらよく混ぜる
※使いやすい粘度になるように水の量は調節してください。

重曹ペーストができましたね。

それでは早速焦げを落としていきましょう!

重曹ペーストで鍋の軽い焦げ付きを落とす方法
  1. 焦げ付いた部分に重曹ペーストを塗り2~3分置く
  2. 水を含ませたスポンジで磨くようにこする
    ※スポンジは研磨スポンジではなく、柔らかいものを使用する

するとあーら不思議!

重曹には汚れを分解する作用や研磨作用があるので、この動作だけで焦げや汚れが落ちちゃうんです!

あとはお水で流して完了です!

…落ちません!

え?落ちません?

全然落ちません!

Oh No…そんな頑固な焦げ付きもあきらめないでください!

頑固な焦げ付きは重曹でどう落とす?

頑固な焦げ付きには重曹ペーストで1時間パックしたり、沸騰したお湯に重曹を溶かして一晩置く方法があります♪

重曹ペーストで鍋の軽い焦げ付きを落とす方法でも落ちなかった焦げ付きには以下の方法のいずれかを試してみてください。

頑固な焦げ付を重曹ペーストで落とす方法
  1. 焦げ付いた部分に重曹ペーストを塗る
  2. 1が乾かないようにラップを張り付け1時間置く
  3. 2をなじませて水をつけたスポンジでこすり落とす
水を沸騰させた後重曹を入れて焦げを落とす方法

使う物:水、重曹1/4カップ

  1. 焦げ付きを落としたい鍋やフライパンに焦げが隠れる位水を入れて沸騰させる
  2. 1が沸騰したら火を止めて重曹(1/4カップ)を加えよく混ぜ溶かす
  3. 2をそのまま一晩置く
    ※手順や順番を入れ替えて行うと非常に危険ですのでこの手順通り行ってください。

重曹を使って焦げを落とす際の注意点もございますのでまとめました♪

重曹で焦げを落とすときの注意点
研磨たわしは使わない

重曹はクレンザー効果がありますが、粒が柔らかく様々な素材に使用できます。
しかしここで研磨たわしなどを使用してしまうと素材を傷つけてしまう恐れがあるため、重曹での焦げ落としは柔らかいスポンジを使用しましょう。

アルミ素材は変色の恐れあり

アルミと重曹が接触することで黒く変色してしまうことがあります。
見た目以外には問題はありませんが、気になるようなら酢やクエン酸でパックすることで元に戻る可能性が高いようです。
しかし重曹や酢を使用すると酸化被膜(保護膜)が傷つく場合がある、という説もございます。
気になる場合はやはり使用を控えた方が良さそうです。

上記に注意すれば重曹は鉄やアルミ、ステンレスやホーロー等様々な素材の汚れや焦げ落としに使用できるようです。

※銅鍋には使用不可、鉄にもできれば使用を控えてください。

便利ですね♪

落ちませんでした…

え!?

なんてこった!

ではもうこの際だから色々なの試そう!

そうしよう!

鍋の焦げつきが重曹では落ちない場合

鍋の素材によって最適な方法があるので注意が必要、その中でも天日干しは鉄以外の鍋に使える焦げ落とし方法です。

今回の方法は素材別に向き不向きがある場合がございます。

なので使える素材別にご紹介させていただきます♪

どんな素材にも使える(鉄には不向き)
天日干し
日当たりの良い場所で焦げた部分が直接日光に当たるように置いておきます。

最短でも1週間は天日干しを続け、木べらなどを使って焦げをこすり落としてください。

注意点
  • 1週間その鍋は使えない
  • 1週間以上晴天が続かないと天日干しができない
  • そぎ落とす際に使うのは木べらや割りばしなどで、金属製のたわしなどを使用してはいけない
ステンレス鍋
お酢で落とす
用意するもの:水と酢大さじ2
  1. 鍋に焦げが隠れる位の水を入れる
  2. 1に大さじ2の酢を入れて沸騰させる(10分間)
  3. 2を火から下ろし冷ます
  4. ゴムベラや木べらなどで焦げ付きをこすり落とす
注意点

金属製のヘラなどで強くこすらない。
※ステンレスは傷つきやすい素材のため

アルミ鍋
クレンザーで落とす
用意するもの:クレンザーとスポンジ(頑固な焦げにはスチールたわし)と中性洗剤
  1. スポンジ(スチールたわし)にクレンザーをつける
  2. 1で焦げた部分を円を描くように丁寧に磨く
  3. 焦げがとれてキレイになったら中性洗剤で汚れを落とす
  4. 3の水分をよく拭き取って乾かして保管する
中性洗剤で落とす
用意するもの:水と中性洗剤、スポンジやゴムベラ
  1. 鍋に焦げが隠れる位の水を入れる
  2. 1に中性洗剤を加え火にかけ沸騰させる(10分間)
  3. 火を止めて冷ます
  4. スポンジやゴムベラなどで焦げを落とす
  5. 1~4の工程を終えても焦げがとれない場合は1~3をした後一晩放置する
注意点

重曹を使用すると色が変わってしまう。
色が変色するだけで問題はない、という意見と酸化被膜(保護膜)が傷つくという意見があるので気になる場合は使用しない。

テフロン(フッ素)加工
水で落とす
用意するもの:水とゴムベラか木ベラ
  1. 焦げが隠れるくらい水を入れる
  2. 1を火にかけて沸騰させる(10分間)
    ※強火にかけないように注意
  3. 鍋を火から下ろし一晩放置
  4. 翌日焦げをゴムベラや木ベラでこすり落とす
  5. 1~4の工程を終えても取れない場合は沸騰させて火を止めた後、少量の重曹とお酢を入れて一晩放置後こすり落とす
テフロン(フッ素)加工の鍋を焦がさないためには、まずテフロン加工がはがれないようにすることが大切
そのための注意点
  • 空焚きをしない
  • 熱い鍋を急冷しない
  • 先が鋭利な物などで鍋の内側を傷つけない
鉄製鍋
空焚きする
用意するもの:鉄製鍋が丸々入るサイズの容器(熱した鉄鍋を冷やすために使用)と水
金属製のヘラや金属たわし、場合によってはサンドペーパーも使用可能
  1. 鉄鍋をそのまま火にかけ鍋から煙が上がるまで空焚きする
  2. 鍋が入る位のサイズの容器に水を張る
  3. 1を熱いまま2に一気に入れる(ヤケドに注意)
  4. 3が十分に冷えたら金属製のヘラ等で焦げを落とします
注意する点

洗剤や洗剤は鉄鍋に馴染んだ油が取れてしまうため極力使わないようにしましょう。

銅鍋
水で落とす
用意するもの:水とスポンジ
  1. 鍋み水を入れ沸騰させる
  2. 1が冷えたらスポンジで焦げをこすりながら落とす
    ※気長にやるのがポイント
  3. 1~2を試しても落ちない場合はお酢を使って落とす
お酢で落とす
水を沸騰させても落ちなかった場合はお酢を使用して焦げを落とします
用意するもの:お酢と塩、中性洗剤とスポンジか布
  1. 酢と塩を一対一の割合で混ぜる(例:酢大さじ1と塩大さじ1)
  2. 1をスポンジか布に付けて焦げをこする
  3. その後は中性洗剤で洗い水ですすぐ
注意する点
  • 銅鍋はデリケートな素材なので慎重に扱う
  • 空焚きはしない
  • 重曹は使えない(黒ずみの原因に)
  • 金属製のたわしや金属製のヘラの使用は避ける
  • クレンザーは使用しない
耐熱性ガラス鍋
お酢で落とす
用意するもの:水とお酢大さじ2、スポンジ
  1. 焦げが隠れるくらい水を入れ、お酢大さじ2を入れる
  2. 1を火にかけて沸騰したら弱火にし、沸騰を続ける(10分間)
  3. 火を止めて半日ほど放置
  4. お湯を捨てスポンジでこする
注意する点
  • 割れやすいので注意
  • 金属製のヘラや金属製のたわしでこすらない
土鍋
肉類や魚介、卵、穀物、砂糖でできた焦げは重曹で落とす
用意するもの:水と大さじ2の重曹、スポンジ
  1. 土鍋いっぱいの水を沸騰させ火を止める
  2. 1に大さじ2の重曹を入れ30分ほど放置
  3. スポンジなどで焦げをこすり、水で洗い流す
野菜やきのこ、豆類、海藻でできた焦げはお酢で落とす
用意するもの:水と50㏄のお酢、たわし(必要ならスポンジ)
  1. たわしで軽く水洗いする
  2. 土鍋の8分目まで水を入れる
  3. 2に50㏄のお酢を入れて中火にかける
  4. 3が沸騰したら冷めるまで放置
  5. たわしやスポンジで焦げをこすり落とす
水とタマゴの殻で落とす
用意するもの:水とタマゴの殻

  1. 鍋に水を張り沸騰させる
  2. 1が少し冷めたらスポンジに砕いたタマゴの殻をつけて焦げをこする
注意すること
  • 空焚きはしない
  • 洗剤の漬け置きはしない

ホーロー鍋は私が探した中では重曹以外での焦げの落とし方が見つかりませんでした。

内側の焦げは取れたけど…外側は?どうしたらいいの?

Oh…それでは次は外側の焦げはどうしたらいいのかご紹介しましょう♪

鍋の外側の焦げつきは重曹で落とせる?

外側の焦げ落としも今までと同様に、素材に注意して重曹ペーストやその他の方法で行うことができます♪

鍋の内側の焦げを落とす方法はわかりましたが、外側ってどうしたらいいのでしょうか?

内側と同じようにしてしまっていいのかな…?

外側の焦げ落としにも少し注意して欲しい点がございまして…。

内側と外側の素材や加工が違う場合なんかがございます。

そんな時は内側では平気だった対処法が外側には悪影響が!

なんて事になる可能性がございますので、素材に気を付けて方法を選択してくださいね♪

それさえ気を付けていただけましたら今までご紹介させていただいたもので、素材に合った方法を選び外側の焦げを落としてください。

内側も外側も…焦げは落ちたけど…大変だったよ!もう焦がしたくない!

今後気を付けるしかないね

一度焦げ付くと取るのが本当に大変ですよね…!

そもそも焦げってなんでついてしまうのでしょうか…。

そちらもご説明させていただきます♪

なぜ焦げ付くのかどうすれば焦げ付かないのかを解説♪

鍋が焦げ付く原因は大きく分けて5つ、使用後にキレイに洗う、こまめに拭き取るなどの対策が焦げ付き防止につながります♪

焦げ付きって一度つくととるのがとても…とてもとてもとても大変でした!

もうこんな思いはしたくない…!

鍋が焦げ付く原因は大きく分けて5つございます♪

原因別にまとめてみました♪

焦げ付きの原因
火力の強さ
強火で長時間火にかけることで焦げ付く

長時間火にかけるときは強火は使用しない等の火力調整をする

油の量
使用する油の量を減らすと焦げ付きやすくなる


油は減らしすぎず、適量で調理をする

長期使用による劣化
経年劣化によるコーティングの剝がれなどが原因で焦げ付きやすくなる

焦げ付きがあまりにも気になるようなら買い替えるという選択肢も

食材のクズが炭化
鍋に張り付いた食材が原因での焦げ付き

鍋壁に長時間食材が付かないように気を付ける

吹き出した油や汁が炭化
鍋の外側に付いた油や汁が原因の焦げ付き

積み重なった焦げは取りにくくなってしまうのでこまめに拭き取る

結局こまめにキレイにすることが一番めんどくさくないのかも

そうですよね。

一度焦げついたら大変でしたものね…。

まあ私にとっては若干めんどくさいけど…焦げ付きをとる大変さと天秤にかけたらこちらの方がギリ楽かもしれません!

調理後の少しの手間で今後焦げ付きを減らせるかもしれませんね♪

まとめ

  • 重曹3に対して水1を混ぜて重曹ペーストを作り、焦げた部分に塗って2~3分置いたら水で濡らしたスポンジでこする
  • 鍋の素材によって最適な方法があるので注意が必要、その中でも天日干しは鉄以外の鍋に使える焦げ落とし方法
  • 外側の焦げ落としも、素材に注意して重曹ペーストやその他の方法で行うことができる

今回鍋の焦げ付きを重曹でとる方法と、それでも落ちないときや外側の焦げをとる方法をご紹介しました♪

鍋の焦げってちゃんと取らないと、次から焦げ付きやすくなってしまったりするのでしっかりとっておきたいですよね♪

この記事を読んでいただき、キレイな焦げ付きがないお鍋で調理を楽しんでいただけると嬉しいです!

調理器具の洗浄にはもちろん、お料理にも使用できちゃう重曹。

そんな重曹は安心安全なものを選びたいですよね♪

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